夕飯を食べて、ソファでくつろいでいたときのこと。
テレビを見ながら、のんびりお茶を飲んでいたら「ヒック」。
久しぶりに出た、ひゃっくり。
最初は「お、珍しいな」くらいだったのに、止まらない。
5分、10分…もうそろそろ笑えないレベル。

とりあえず、息を止めてみた
まず試したのは定番中の定番、“息止め”。
深く吸い込んで、できるだけ我慢する。
昔はこれでだいたい止まってた気がするんだけど、
30秒ほどで限界が来て――「ヒック」。
ダメ。今回はまったく効かない。
次は冷たい水を一気飲み
次にやったのが「水を一気に飲む」作戦。
冷蔵庫から冷たい水を出して、コップ1杯を一気に。
これ、半分くらい飲んだところで一瞬静かになった。
「おっ、止まったか?」と思ったのも束の間、
30秒後にまた「ヒック」。惜しい。
“逆さ飲み”にもチャレンジ
昔からある「コップの反対側から飲む」ってやつも試してみた。
バランスを崩してちょっと水をこぼしつつも頑張って挑戦。
結果、「ヒック」。
これもダメ。もはや軽く運動した気分。
最後にやったのは“深呼吸”
焦っても仕方ないと思って、最後にやったのが“深呼吸”。
姿勢を整えて、ゆっくり吸って、ゆっくり吐く。
「まあ、止まらなきゃ止まらないでいいや」と思いながら続けていたら、
気づいたら静かになってた。
どうやら今回はこれが正解だったらしい。
いろいろ試して気づいたこと
今回ひゃっくりと格闘してみて思ったのは、
「そのときによって効く方法が違う」ってこと。
前は水で止まったのに、今回はダメ。
逆に“落ち着くこと”が一番効いた気がする。
多分、自分の場合は“早食い”とか“疲れ”が原因なんだと思う。
体が「ちょっと休んでくれ」ってサインを出してる感じ。
だから最近は、ひゃっくりが出ても焦らず、
一度深呼吸して落ち着くようにしている。
自分なりの結論
結論として、いろいろ試してみて思ったのは――
ひゃっくりって、「無理に止めようとしない」ほうが早く止まる。
焦って息を止めたり、水をがぶ飲みしたりすると、
体が余計にびっくりして長引く気がする。
むしろ、落ち着いて呼吸を整えてあげると自然に消える。
“止め方”を探すより、“落ち着く時間”をつくるほうが早い。
それが今回、自分なりに出した答えです。
夜の静けさの中、「ヒック」が消えた瞬間のあのスッとした感じ。
なんだか、ひゃっくり以上に自分の焦りがリセットされた気がした夜でした。



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